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午後3時前、大きな地震がきた。
スポーツクラブのお風呂で頭と体を洗い終えて「さあ、湯船であったまろう」と、お湯の中に肩まで沈んでほんの2〜3秒後、いきなり真っ暗。
「ブレーカーがあがったのか?」 「早く電気つかないかなぁ」 と思ってたら、グラグラ大きく揺れてきた。 揺れを感じるよりも数秒前に停電になった。
みんなで暗闇の中、脱衣所に出たけどまともに立っていられない。 いや、しっかり足を踏みしめてれば立ってられたかな・・・ でも揺れは一向に小さくならないし、立ってたら危ない気がして、みんなしゃがんだ。 しゃがみながら、体を拭いて下着をつけて。 おばさんが一人、座り込んでパニック気味で泣いていた。 私は家が大丈夫かが気になった。 それと、このビルの耐久性が気になった。つぶれたりしないだろうな、と。
更衣室のロッカー前には、なんだか分からない部品が割れて落ちている。 あせった人が落としていったらしいピアスが転がってる。
髪の毛は濡れたまま、とにかく服を着て荷物をまとめて、非常階段で1階に。 床には白いものがいっぱい落ちている。 天井の塗装がボロボロ落ちているらしい。「うわっボロッ!!」
外に出たら信号機が止まってて、今までで一番大きい地震だと分かった。 町全体が停電なので、まわりのビルからもたくさん人が外に出ている。 なにやらガスのにおいもする。 ますます家の事が気になって、となりのビルから出てきた先生と立ち話をしてすぐ車で帰った。 スポーツクラブから家まで、普通は15分くらい。 今日はその倍くらいの時間がかかった。 その間も何度か大きな余震があって、車の中でも自分の体が左右に揺れた。 周りの、グラグラしてる電柱が気になる・・・ でも途中から信号が動いてて、まわりの店の電気もついてるのを見て、局地的な停電だったと知った。
家のすぐそばまでやってきたとき、2軒のお店の屋根が崩れていた。 瓦がいっぱい崩れ落ちて、お店の軒先のトタン屋根がべちゃっとつぶれてた。 かなり古い建物だから・・・。このあとどうすんだろ?
家に戻って、外まわりを見たけどとりあえずなんともなさそう。 中に入ったら、棚の上に置いてた本と化粧水と、たたんであったタオルの山が床に落っこちてたくらい。 食器棚やコレクションボードはなんともなかったのでよかった。 テレビもついて停電してない。 ネコもどこかに隠れてたらしいけど、私が家の中を見回ってるうちにどっかから出てきた。 家はなにも問題なかったようでよかった。
と、安心したところで、今度は夫のことを思い出した。 「会社のほうは大丈夫なのか?」 携帯、固定電話、両方で電話かけても全然つながらない。 災害時の伝言サービスとかいうのも、きっと夫は思いつきもしない。 一方通行ではサービスもへちまもないので、とにかく電話をかけ続けた。 ようやく電話がつながったら、(携帯のほうがつながった) 夫は平気だったけど、会社のボロ壁が崩れたらしい。 電車はいつ動くのか、今日中に動くのか分からないので、たぶん帰って来れないだろう。
ネットで横浜の地震情報を見たら、スポーツクラブの場所も我が家も震度5弱だった。 同じ震度なのにあの地域だけ停電って、いったい何が違うのか? 災害に弱い地域なのかな。
いやしかし、地震ではじめて「怖い」と思った。
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【2011/03/11 19:18】
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